ササン朝ペルシア 円形切子ガラス碗 白瑠璃碗 / 3~4世紀・ササン朝
憧れていたガラス器を手にする事ができました。
90年代にフランスのアートマーケットからギャラリーへ渡り、
その後個人の手に渡りコレクションになっていたものです。
ガラスの色味も風化によって大きく失われておらず、
植物灰のガラスの源流のような素材感を感じ取れます。
分厚い銀化の堆積物はパラパラと簡単に取れるようなものではありません。
時間の作り出す美と、古代の営みと創造を感じ取れます。
交易品として中国や日本まで伝わったと言われています。正倉院の白瑠璃碗はとても有名ですね。
円形砥石で作られた切子は角が取れて丸くなっているところもありますが、5~6段確認できます。
メトロポリタン美術館に同類品が収蔵されています。(Accession Number: 59.34)
欠損や修復はございません。ミュージアムピースであります。
気になる点はお気軽にご質問下さい。
size : φ99 h78mm / 173g
古いものに理解のある方の御入札を宜しくお願い致します。
NCNRでお願い致します。